■商品の普及のためには、信頼感の構築が必要。
 

 現在弊社では、10数種類のもろみ酸商品を製造している。泡盛メーカー各社も商品名に差異はあれど、同様のもろみ酸商品を多数市場に流通させている。もろみ酸は、健康をテーマにした全国放送のテレビ番組に取り上げられるなど、話題性抜群の商品といえる。しかし、マスメディア等で紹介され、商品価値が高まるにつれ、広告表示に関する由々しき問題が起こってきた。

 健康食品は、生活者の信頼感を得ることができるかどうかが重要なポイント。にもかかわらず、幾つかのもろみ酸商品に見られる、売らんが為の誇大な広告表現や不当表示は誠に残念というほかない。このような広告等が生活者の不信をかう可能性は大きい。今こそ泡盛各社は、自社の関わるもろみ酸商品に対し、責任をもって製造、販売を行う必要がある。企業としての、当然の心掛けや誠実さなどをお客様は注意深く見ている、ということを忘れてはならない。
 もろみ酸の商品開発には、長い時間がかかり、数多くの苦労も伴ってきた。もろみ酸のこれからを真剣に考えるなら、泡盛各社には、ぜひ広告表示の適正化へ取り組んで頂きたい。これは、私の切なる願いである。
皆が一致団結し、生活者との信頼関係を築くことができれば、もろみ酸商品の安定供給、市場拡大は、確実に進展すると考えられるのである。

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昭和10年、台湾生まれ。東京農業大で酒造りを学び、先代創業の石川酒造場の跡を継ぐ。伝統的なカメ仕込み製法の泡盛づくりを行う一方、廃液処理問題にいち早く注目、製品化を含めた様々な活動を続けてきた。泡盛業界全体の振興、発展に関わる問題に取り組んでいる。


お酒は20歳になってから
妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。
 

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